「メリー・ポピンズ リターンズ」を見てきました!
期待をさらに大きく上回る素晴らしい出来でした。ストーリーやテーマや歌はもちろん、美術・演出・衣装などなど、全部まるっと好みで、見終わった後は多福感に包まれてパンフレット買いました!
生き辛くなった時に抜け出すヒントをたくさんくれる歌の数々が本当に素晴らしく、ミュージカル映画としてとても楽しめました。
点灯人たちのダンスシーンは圧巻ですし、どの歌もワクワクする気持ちをくれたり、しんどくなって視野が狭くなっている時に視点を変えたり考え方を工夫することの大切さを教えてくれる歌なのがよかったです。
いつか子どもと一緒に見たいな、と思いました。
あとメリル・ストリープの存在感がすごい...さすが...出番は少ないのに強烈な印象です!衣装やメイクもすごいけど、それだけでなく彼女独特の個性が!!
他には、ぼんやりとしか覚えていなくても、昔の作品へのオマージュやリスペクトがたくさん詰まっているのがよくわかりました。
特に部屋に飾ってある絵鉢の中に入ってアニメーションと実写が融合するシーンは、「メリー・ポピンズ」を見ていた幼少期も心躍らせたことを思い出したし、その時に出てきたペンギン4匹が出てきたり、アニメーション自体が昔のディズニーアニメのキャラクター描写そのままで懐かしさに胸がいっぱいになりました。怒った時に目の中がぐるぐるになるの懐かしい!(伝われ)
衣装もほんとにどれもすごく可愛くて!ジェーンマープルとかシャーリーテンプルとか好きな人にはドンピシャだと思います!
しかも序盤は冬だから現実ではずっと暗めの衣装で、お風呂の中の海や絵鉢に入った時だけカラフルな服なんですけど、最後は春になるのでパステルなレジメンになります。可愛いだけでなく、ちゃんと登場人物の心情も表した演出にあった衣装・美術なのも最高でした!子供たちは冬の時代から緑のコートや可愛い柄スカートなども着てるんですが、それもモブが暗いグレーや黒を着てる中どこに居るかパッとわかるようなんだな!と思ったり。
パステルとトリコロール大好きなので水中シーンと最後の春のシーンは心踊りましたが、他の衣装もとっても可愛かった!
春のシーンはハッピーエンドにふさわしい楽しさと可愛さはあるんですが、もうすぐメリーポピンズは帰ってしまうんだな、という寂しさもあり、なんとも言えない気持ちになりました。
映画館リピできる状況だったら、もう一度映画館で観たいくらい素晴らしい作品でした。
はー!はやくまた見たいなー!